Q. さをりの森の歴史を教えてください

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さをりの森 は、「さをり」 を誰もが簡単に楽しめる体験型施設 として、
さをり発祥の地 である和泉市に2004年5月にオープンしました。

ですから、まだまだ新しい施設です。

城みさをと共に、さをり創成期から手織り機の開発
さをりの指導 に携わってきた三男、
城研三が代表を務めています。
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さをりの森の前身は、繊維産業が盛んだった泉州、和泉市府中町にありました。
1940年代から、先代(城みさをの夫)が、
動力織機の部品の販売会社を営んでおりました。
40年前城みさをがさをりを始め、さをりの広がりとともに
手織り機の製造を行うようになりました。

ツタの絡まった旧社屋の姿は、地元の方には良く知られた存在だったようです。
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が、道路拡張のため、2004年、府中町から立ち退かなくてはならなくなりました。

移転先を探している最中、光明池にほど近いこの森と出会い、
地元の方にさをりのことをもっと知ってもらえるよう、豊かな自然に囲まれた

「人と自然をみつめる織空間」

をつくろうと考えたのです。

さをりの森そのものの歴史は、まだ始まったばかりですが、
その背景には、30年以上のさをりの歴史 はもちろんのこと、
半世紀以上にわたって「織り」に携わってきた経験と、
それに裏打ちされた確かな技術があるのです。

# by morinoyosei | 2006-01-07 17:23 | ■さをりの森について(3)  

Q. さをりの森の建物はなぜ赤色なのですか?

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赤い壁白い窓枠、そして煙突 ・・・。
色といい、形といい、日本では余り見ないデザインですよね。

これは、代表 城 研三 のアイデアによるものです。

2003年、出張で訪れたアメリカミネソタ州
会議の会場だった建物は、ふかふかの芝生に囲まれた、とても美しい建物でした。

城研三はその建物に一目ぼれ! (’-’*)

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いつかこんな建物を建てたい!(9^へ^)9 

と、城 研三は思いました。


「さをりの森」の建設が具体化するにつれ、その思いはますます大きくなり、
自分で色つきの完成予想図模型 を作成するほどでした。


「さをりの森」の設計士さん曰く、

赤は一番難しい色

だそうですが、城研三の思い描く「理想の赤」を実現するため、
色々とご協力くださいました。

ちなみに、ミネソタの建物の赤色、本場アメリカでは
農場の納屋や倉庫によく使われるそうで、さをりを知るアメリカの知人には、

SAORI BARN (さをりの納屋)


なんてニックネームを付けられてしまいました。 ヾ(;´▽`A``

# by morinoyosei | 2006-01-06 01:14 | ■さをりの森について(3)  

Q. 城みさをにはどこで会えますか?

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城みさをはほぼ毎日、元気にさをりの森に来ております。
2011年現在、98歳 ですが、今もまだ現役で活躍中です。

さをりの森で皆さんにお会いすることで、
ますます パワー全開 (9^~^)9 
どんどん元気に若返って いきます。

ぜひ「さをりの森」まで会いにいらっしゃってください。

また、城みさをの公式ブログ、

>> 「おばあちゃんの曲がったオヘソ」
では、

城みさをの日々の肉声やメッセージを随時公開中です。
そちらもどうぞご覧下さい。 
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# by morinoyosei | 2006-01-06 00:03 | ■城 みさをについて(1)  

Q. 手織りのしくみを教えてください

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ここでは、もっとも基本的な「平織り」を例にご紹介します。

手織り機には、「筬(オサ)」 という、櫛のような板が手前にセットされています。
そしてその奥には「綜絖枠(ソウコウワク)」 という、穴のあいた針金の入った枠が、
前後に重なるように2枚ぶら下がっています。

「綜絖枠」はそれぞれ足元のペダルと連動していて、
ペダルを踏むと、連動している綜絖枠が下がるようになっています。
「筬」と「綜絖枠」の両方には、タテ糸が通っています。

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2枚の綜絖枠には交互にタテ糸を通してあり、
足元のペダルを片方踏むと、綜絖枠のどちらかが下がり、
その綜絖枠を通っているタテ糸だけが下に下がるようになっています。

つまり、タテ糸が上下に分かれるのです。

上下に分かれたタテ糸の間に横糸を通してペダルを踏みかえると、
タテ糸の上下が入れ替わって交差し、横糸を挟みます。

筬を使って、その横糸を手前に寄せます。

そしてまた、次の横糸を入れ、ペダルを踏み変えて、横糸を手前に寄せる・・・。

この一連の動作を繰り返し、織りの組織が出来あがっていきます。






う~~~ん  r(・_・;)


文章にするとイマイチよくわかりませんねぇ。

わからなかったという方!ぜひ一度さをりの森に遊びに来てください。



見たらすぐわかりますよ、きっと!ヽ(^ ^;)ノ



簡単に言えば、 横糸とタテ糸を交差させて組織を作る!

それが手織りのしくみです。

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# by morinoyosei | 2006-01-04 17:34 | ■手織りの基礎知識(4)  

Q. 織りにはどんな種類がありますか?

織りには、色々な種類があります。
タテ糸と横糸が一本ずつ、交互に交差するのが「平織り」
タテ糸と横糸が順番にそれぞれ相手の糸を複数本飛び越えて
次の一本の下をくぐるというのが「綾織り」

他にも色々ありますが、その中でもっとも簡単 で、
なおかつもっとも奥が深い と言われているのが「平織り」 です。

「綾織り」 には4枚の綜絖枠を使います。
ペダルを踏む順番も気にしなくてはなりません。
また、出来上がった布の表面は、右斜め上に向かっていくような地紋が現れるので、
一見、機械織りのような、均一な印象の織り上がりになります。

一方「平織り」 は、2枚の綜絖枠を交互に上げ下げするだけですから、
動作自体はとても単純で、初めての方でも簡単に織ることが出来ます。
また、単純な分、糸くずを挟んだり、ムラに織ったり、
横糸を途中で引き返したりすることで、
手織りらしい、面白い布を織ることが可能です。

手織りの世界では

「平織りに始まって、平織りにかえる」

というほどに、「平織り」には面白い方法がたくさんあります。

平織りの技法を習得するだけでも、十分に手織りの醍醐味を
味わっていただくことが出来ます。

「平織り」が好きに好きに織るさをりに最も適している のはこのためです。
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# by morinoyosei | 2006-01-03 17:31 | ■手織りの基礎知識(4)  

Q. 手織りには、どのような作業がありますか?

手織りの手順は、大きく分けて以下の5段階に分けられます。

①タテ糸作り~整経(セイケイ)~
 整経台という道具に糸をかけ、タテ糸を作る作業です。
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②タテ糸のセット~筬通し・経(ヘ)通し、タテ糸の巻き取り~
 次に、筬と綜絖枠にタテ糸を通してから、タテ糸ローラーに巻き取ります。
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③横糸の準備~ボビンに糸を巻く~
 糸をボビンという管に巻く作業です。
 糸をボビンに巻いたら、ボビンごとシャトルに入れて、準備完了!
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④織る
 あとはもう自由に織ってください。
 ランダムに糸を変えたり、糸くずを挟んだり、思い思いに楽しみながら。
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⑤仕上げ
 織り上がった布は仕立てる前に、用途や材質に合わせて仕上げをします。
 タテ糸の房を結んだり、端ミシンをかけるなどしてほどけないように仕上げます。
 それから、マフラーや洋服など、身に付けるものに仕立てる場合は、
 中性洗剤 で洗って縮絨(シュクジュウ)をします。
 タペストリーやテーブルセンターなど、インテリアとして使うものは洗わずに
 アイロンをあてるなどして形を整えます。 

好きに好きに織る感性の手織り「さをり」ですが、

好きに好きに自由にするのは④の「織る」 ところです。

①~③は、いい加減にやると、あとあと苦労 します・・・ (; _ _ )/

楽しく織るためにも、準備段階の手順をしっかり覚えましょう。

・・・とは言っても、そんなに難しくはありませんから、
何度か練習すれば、すぐ出来るようになりますヨ。ヽ (´ー`)┌

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# by morinoyosei | 2006-01-02 17:29 | ■手織りの基礎知識(4)  

Q. 縮絨の仕方を教えてください


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織り上がった布は、縮絨 をしてあげると、風合いがよくなります。
特にウールの場合は、劇的に柔らかくなりますので、ぜひ縮絨してください。
洋服を仕立てる場合も、仕立てる前に反物の段階で縮絨をしておくと安心です。

縮絨の前に必ず、布の端を結ぶかミシンをかけて、ほつれないようにしておきましょう。

縮絨は次のような手順で行います。

①洗う
 洗濯機を使います。
 たっぷりのぬるま湯にウール用の中性洗剤を入れます。
 布をほぐすように入れて、3~7分、普通の水流で洗います。
 同じ素材でも、糸によって縮み方が異なるので、時々洗濯機を止め、
 布を取り出して様子を見るようにしましょう。

②すすぐ
 2~3分間すすぎ、軽く脱水します。
 お好みで柔軟剤を入れてください。

③アイロンをかける
 脱水が終わったらすぐに 洗濯機から取り出し、乾く前にアイロン をあてます。
 縮んでいるところは、アイロンで温めながら手で引っ張って形を整えます。
 一度乾いてしまうと、縮んだまま戻らなくなるので注意してください。

④陰干しする
 アイロンで形を整えたら陰干し をします。

マフラーなど身に付けるものは、縮絨をすると肌触りも良くなり、気持ちよくお使いいただけます。

# by morinoyosei | 2006-01-02 16:20 | ■手織りの基礎知識(4)  

Q. 全くの初心者でも大丈夫ですか?

はい、全く問題ありません。

さをりの森の手織り教室には、

「お気軽クラス」

というクラスがあります。

この「お気軽クラス」 は、世界一簡単な 手織り教室と言えるでしょう!
「お気軽クラス」で皆さんが使う織機にはあらかじめタテ糸がセットされています。
ですから、初めての方やお子様でも、すぐに織り始めることができ、
半日もあればマフラーの1本や2本は織り上げてしまいます。
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また、団体様ではない限り、ご予約も不要 です。
気軽に来て、気軽に手織りを楽しめる「お気軽クラス」。
手織り経験ゼロという方も、安心してご来館下さい。

# by morinoyosei | 2006-01-01 17:37 | ■教室の内容について(7)  

Q. 自分にもできるのか心配です

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「感性の手織りです!」

「好きに好きに織ってください」


などと言われると

「わたし、センスないし、不器用だし、きっとムリだわ~」 (´△`)


なんて思ってしまいそうになりませんか?

それだけ私たち現代人は、何か決まった型とか、
均一なものというのに慣れすぎてしまっているのです。
お手本の通りやらないと、なんだか不安だったりするんです。

でも・・・・

心配は要りません!(`▽´)9

さをりでは逆に、手先が不器用で、習い事なんか続いたことがない、
なんておっしゃる方がハマってしまったりするんです。

さをりの森には、ギャラリーがあり、色々な作品が展示されています。
織る前にそれらを見て、

「あ、こんなの作ろう」

と思えるものを探すのも手です。

(あ、でも、マネをするってことではないですから、あしからず・・・)

また、糸選びに迷ってしまったときなどは、
スタッフや他のお客様が巻いたボビンの中から、とにかく好きな色を選んで、
何も考えずに 織ってみてください。

―残り物には福がある―

きっと、自分でもびっくり(゜ロ゜) するようなものが織れてしまいますヨ。
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# by morinoyosei | 2006-01-01 14:01 | ■教室の内容について(7)  

Q. お気軽クラスに回数制限はありますか?

いいえ、「お気軽クラス」 には、回数制限はありません。

織機にセットしてあるタテ糸の織り巾も、

10cm
20cm
30cm
40cm
50cm
60cm

と、全部で6種類も(!)あります。

また、それぞれ綿とウールがありますので、その時々の用途や気分で
巾や材質を変えて楽しんでください!

あるときはマフラー、またあるときはコースターといった具合に。

また、何回かに分けて織りためた布をベストなどの洋服に仕立てたり、
お友達やご家族へのプレゼントのマフラーを気が向いたときに織りに来たり・・・。

お客様ひとりひとり、ご自分にあったペースでご利用下さい。
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# by morinoyosei | 2005-12-31 17:36 | ■教室の内容について(7)